サンショウクイ


 戸隠森林植物園



















































































 サンショウクイ(山椒喰)は全長約20cmのスマートな夏鳥である。日本で繁殖して東南アジアなどで越冬するそうである。近畿地方では旅鳥であるが少数が繁殖していると思わてれる。枚岡ではなかなか観察しにくい旅鳥で私達は過去に5月と10月に一度ずつ姿をみている。

 今回東大阪野鳥の会で戸隠探鳥会が行われた。参加者は7名でアットホームな鳥見でした。2009年5月6日から5月8日までの3日間。6日と7日はあいにくの雨時々曇で8日の日だけが天気に恵まれた。サンショウクイは3日間共ほぼ同じ所で見ることが出来た。♂♀の2羽であった。緑ガ池の北東の所である。比較的近い所であったが6日、7日の曇天と雨でよいようには写らなかった。8日は午前中の観察であったが晴天であったので楽しい姿をとらえることが出来た。

 サンショウクイはわかりやすい鳥である。やってくる時はいつもヒリリヒリリと鳴きながら来てくれる。よく動くが時々静止してくれる。偶然のことですが残った写真はほとんど♂であった。でも♀も少しはのこっていた。8日には大阪城でよく会う方にお目にかかった。サンショウクイこんなに近くで見られるのはとてもうれしいといっておられた。私も全く同じ気持ちでした。戸隠では繁殖するそうですが、余り多くない夏鳥のようです。

 ♂♀の区別はすぐつきます。♀は♂にくらべると全体に色がうすいのですぐわかる。今回は5月8日を中心にしました。♀は少ないので6日7日の分も入れました。