オオタカ

































 2007年11月13日Hさんの観察地区にタゲリ目的で出かけた。過去に見た所にいくもタゲリ不在。Hさんに電話した。ご指摘受けた方に行くとHさんとむーさんお知り合いの三重の方お二人がおられた。遠くの方にタゲリが見えた。おふたりはタカ類を目的で見はっていた。タゲリ見るには車で近くに行った方がよいと教えてくれた。

 2人は車でそっと移動した。移動しても少し遠かった。タゲリはお昼寝中であった。逆光で写真にならない。今の内にテレコンつけようとレンズをはずした時、さわがしくなった。タゲリのいる所見るとオオタカ(あとでHさんに教えてもらった)3羽がタゲリをおそっていた。レンズをはずした所である。目視で3羽が見えた。番いと若い鳥のようである。これもあとでわかった。Hさん達が移動した方向でなく我々の方に飛んで来た。眼が合う。するどい眼光である。一瞬のことである。はずしたレンズを持ったままどうにも出来ない。

 共代は狩に成功した若鳥が田におり立ったところを少しだけ写していた。タゲリを足の下につかんでいるが切り株にかくれてよく見えないが確認だけは出来る。若鳥は少し移動する。草にかくれて少しだけ見える。私(圭一)は気をとりなおしてレンズをつけた。若鳥が獲物をつかんで飛んでいる所をなんとか確認程度であるが4枚ほど残った。タゲリのかわいそうな姿であるがなんとか写っていた。

 レンズをはずしたことが完全な裏目になったが、良い方に解釈するとオオタカと眼が合うというハプニングに出会った。飛び去る方を懸命になって写したおかげでオオタカが足元につかんだタゲリをとらえることが出来たのかもしれない。とにもかくにも貴重経験をさせていただいたHさんに感謝。