オオアカゲラ


ヒナ2羽の内1羽がなんとか巣立ち








































































































 腰の重い私(圭一)がなんと4回も通った。オオアカゲラは近畿では数少ないキツツキである。4月5日、4月10日、4月19日、4月25日で今回はヒナ2羽が顔を出した4月25日の記録です。

 アカゲラは全長約23cm(ムクドリくらいの大きさ)、オオアカゲラは全長約28cmのキツツキです。いずれも数をへらしていると思われます。今回通った奈良県では駐車場より近い所で営巣することで知られている。毎年のように大勢の人達がつめかける人気スポットです。でも考えてみると鳥達にとって大変なストレスを与えています。

 4月25日は巣立ちの期待をこめた日でした。ヒナは♂♀2羽で巣から乗り出すようにしていた。巣立ちには十分育っていたが出なかった。南港に珍鳥が出ているということで私達は移動した。結局珍鳥はチラッと見ただけで終わった。

 オオアカゲラは我々が帰ったあと残念なことに♂のヒナは犠牲になり♀ヒナがなんとか助かったようです。勿論昨年のように樹上のヒナはほとんど写せなかったようです。自然界の厳しさを思い知らされた。

 アカゲラとオオアカゲラのちがいははっきりしている。アカゲラは胸の所が白いがオオアカゲラは縞模様がありすぐわかる。オオアカゲラは近畿地方では容易に見られる鳥ではないが、全国的には数は多くないが見られない鳥ではない。でも近くでゆっくり見られるのはここをおいて他にはない。