オグロシギ


京都(久御山)





































































































 オグロシギ(尾黒鴫)は全長約38cmの水鳥です。典型的な水鳥旅鳥です。春は4月〜5月飛来夏羽は赤褐色で美しいが見る事はなかなかむつかしい。オグロシギは嘴はまっすぐであるが、よく似たオオソリハシシギは嘴は上にそって美しい。色の美しい春の渡り、秋の渡り、共見られるのにオオソリハシシギは少し人気がない。ここのところ数が多くなったせいがあるのかもしれない。

 今回のオグロシギはなんと8羽も休耕田に来てくれた。水を含んだ休耕田が少ないせいで長期滞在になったようだ。オグロシギはシュッとしていて、動きにも一つのリズムがあるのも人気の秘密のような気がする。

 他の地区に来た時も大勢の人達がカメラを向け熱心に写す場合が多い。オオソリハシシギの方が美しく見えるのに本当の理由はよくわからない。田が主のオグロシギの方が背景よいせいかもしれない。