ムギマキ


10月28日成鳥♂何度も見られる





























































































































 くろんど池の所にムギマキが来ているよと聞いた。成鳥の♂が混じっているとのことで10月28日少しおそかったように見えたが出かけた。池の近くに車を置いて5分も歩くと現地に着いた。10人くらいのカメラマンがいた。カラスザンショウに来るそうである。到着(10時)後30分くらいは声もなかったが、10時半頃からにぎやかに飛んで来た。

 見える所には1〜2羽ずっと出てくれ写す都合はよかったが、動きはとても早い。光は斜光で、うしろが明るいので心配したが数を写せばなんとかなるものである。少し時間を経ると徐々に光の具合はよくなったが、14時ごろが限界に思えた。

 ムギマキの♂成鳥は秋の渡りでは非常に少ない。枚岡の水場では一度も観察されていない。この日は成鳥♂最低2羽以上はいるようで若鳥の♂♀を含め5羽以上いたようだ。一度に多数出てこないのではっきりしたことはわからなかった。それとキビタキ♀タイプが1羽いたが、これもムギマキの若かもしれない。ともあれ生駒山系で見られたことはとても幸運であった。成鳥の出現はこの日だけであった。

 翌29日は興法寺の護摩法要を終えて昼頃くろんど池を再訪。全て若いタイプで♂♀がいた。キビタキの♀タイプも1羽いた。前日と同じ個体と思われた。成鳥♂だけが抜けたのだろうか。でも楽しい2日間は終わった。近くにカラスザンショウの大きな木があり昨年は11月にはいって来ていたらしいが今年は気配もなしに終わった。