メボソムシクイ


大泉緑地 水流  堺市


















































 メボソムシクイ(目細虫喰)春、秋の渡りのときに見られるスズメくらいの小鳥である。動きの早いということで定評がある。その為かどうかよくわからない一面がある。コメボソムシクイというのも同じように来るらしいが野外での識別は困難なようである。

 今回のメボソムシクイは大泉緑地の水流で、地元の方が多くいる場所に出た。2012年10月30日、1日だけの記録である。最初に地元の方に教えていただいた。非常にゆっくりしていて、一定のパターンで動いていることがわかった。マヒワ、アトリなどが樹上を飛び交っていたが、なかなか良いものを写せなかった。その合い間にメボソムシクイは出ていた。勿論人が大勢いたせいかどうか鳴き声はなかった。

 水流のそばの植え込みに少しかくれては一定の所に出てくれた。但し、一定の時間をすぎるといなくなった。暗い所ではあったが、上から下への観察なので多くは残らなかったが、何時ものメボソムシクイとは一味違うものを写すことが出来た。元々は樹上の明るい所を忙しく飛びまわる鳥なのに、暗い所の水際でゆっくりしているのが珍しくのせることにしました。