マミジロ


配水池斜面に出現

マミジロ♀

























































































 マミジロ(眉白)は全長約23cmでムクドリくらいの大きさです。でもムクドリは肉眼が主で、必死で写すマミジロは大きく感じる。従来は♂(眉白由来)ばかりに集中していたが、今回は♀を2日間にわたって観察することが出来た。

 マミジロは春の渡りはお城など都市公園頼みとなる。それもごく短時間の場合が多い。生駒山麓での観察はむつかしい。秋は金剛山のカナクギノキとか枚岡でも木の実をたべたあとの水場に来てくれることがある。

 体が黒く眉の白さが目立つ♂は居ればすぐわかる。♀は地味で見逃すことが多い。でも人の目が多いお城では見逃すことはない。情報で、2012年5月10日お城に出かけた。飛騨の森サンコウチョウもかねての探鳥だった。

 お城の配水池の斜面にマミジロ♀はいた。地上ではあるがゆっくり見ることが出来た。そして5月12日もサンコウチョウを兼ねてお城に出かけた。2回目のマミジロ♀は同じような所に居たが、今回は樹上の姿が多かった。サクラの実を食べていた。春の渡りで実を食べている姿は意外でもありとても嬉しいことであった。今回は♀をゆっくり観察出来てとても幸せでした。