２０１１年１月２８日交野ふれあいの里駐車場に出かけた。到着して間もなくお目当てのウソ♂♀が出てくれたが、いなくなるのも早く帰って来なかった。やむなく平城京にアリスイをもとめ行くことにした。アリスイはなかなか出てくれなかった。池の道路側の方へ行った。地元の方がおひとり居た。クイナねらいのようであった。その内に猫が来てクイナが出ると思われる所にすわってしまった。おひとりいた方も帰ってしまった。アリスイのポイントの方に戻ったが出たのは一度だけだった。

　念の為共代がクイナポイントの方に行った。間もなく電話がかかって来た。出たそうである。間に合わないかもしれないと思いつつ現場に向かった。逆光で少し遠かったが居てた。けんめいの採餌風景であった。猫がいて余程お腹がすいていたのであろう、我々に対してはまったく眼中にないようであった。その内にだんだん我々の方に近づいて来たりした。さんざん写した時うしろの方を見るともう１羽いた。不完全ではあったが２羽一緒の所を写すことも出来た。よく見ると２羽のうしろにもう１羽いた。クイナは我々にとって余りお目にかかれない鳥である。それが一目３羽ははじめての経験であった。最初の人なれした１羽が出たのは１２時２９分で３羽共にいなくなったのはなんと１３時５４分で１時間２５分の長きにわたり出てくれました。途中我々はこの場所で昼食をいただいた。１羽がずっと出ていましたがあとの２羽は終わりの方１０分くらいに出てくれた。２羽は同じような所に出たので交互に写せた。もう一羽は良い所に出てくれなかった。

　クイナは全長約２９ｃｍの水鳥。中部以北で繁殖して当地では冬鳥だそうです。平城京近くでは水上池によく出たそうですが、我々が見たサービスのよい１羽はそこに居た１羽かもしれない。その後同じ場所に行ったが、イタチなどがいたりして写すチャンスはなかった。