コサメビタキ


梅林のコサメビタキ

10月2日の記録










































































 繁殖の為春から初夏に飛来するコサメビタキは、はっきりした形と色を持っている。しかし、秋の渡りの時はとてもあやしくなっている。だから秋はエゾ、サメ、コサメで片ずけられることがある。若鳥がまじるせいである。図鑑が参考にならない場合が多い。でも整理の都合上どれかにしなければ前に進めないので無理無理どれかに当てはめて来た。

 コサメビタキの嘴の下面の橙黄部分が広いとある。でもエゾビタキ、サメビタキの若鳥と思われる小鳥達の中には同じようなものが見られる。枚岡の梅林の場合低木なのに、はっきりとエゾビタキの成鳥と思われるもの以外は木のてっぺんに止まらない場合が多かった。その成鳥エゾビタキもてっぺん以外の場合もある。とにかく図鑑のような識別不可能なものがある。でもどれかにあてはめている内に少しずつ理解できることもふえて来た。

 10月2日の梅林のコサメビタキの出現はピークであった。少なくなっても2羽以上いました。単独行動が多いというコサメビタキが今年にかぎっては各地で複数で見る事が度々あった。