キクイタダキ























































































 キクイタダキは全長約10cmで体重は5g〜10gといわれている。日本で最小、最軽量の小鳥の一つである。図鑑などでは中部以北で繁殖し、冬鳥として各地に飛来するとある。近畿でも繁殖している可能性がある。何年か前大台ケ原でミソサザイが巣の中へ出入りしていた頃(5〜6月)キクイタダキが巣材を運んでいる所を見たことがある。勿論少数だと思われます。

 枚岡ではまだ確認したことはない。近畿では今までに四度見ている。一度は山田池公園でアオバトが出没しているあたりでメジロの群れにまじっていた。二度目は守口の淀川河川敷、この時は聞いたことがない鳴き声のあとかなりの時間見られたが少し高めの木で枝がからんでいてほんの確認程度しか写せなかった。神戸森林植物園では時を経だてて二回見ている。ここではいずれも松の木を出たりはいったりしていた。ここは典型的な生息状況でした。ここも動きが激しくほんの確認程度の写真でした。

 大泉緑地では昨年か一昨年もキクイタダキが割合長い間見られ、かなりの人達が写されていた。でもこの時は出かけなかった。2008年1月4日(金)大泉緑地前にリハビリに行った時、少し早めに行き少し歩いた。カワセミが出ていた。その近くで大勢の人がカワセミ以外のものを写していた。なんとキクイタダキが数羽低い所を飛び交っていた。目視でもわかるような所を‥‥勿論カメラは持って来ていない。

 1月8日(火)キクイタダキがいなくてもオジロビタキがいるので出かけた。やはりキクイタダキはいなかった。昨日より不在のようであった。1月10日再訪問。聞くとここの所キクイタダキはほとんどの人が見ていなかった。この日も気配なし。あきらめかけていた3時頃、オジロビタキ見て水流のところに戻った時一人の方がキクイタダキ!と叫んだ。すぐ近くの水流におりていた。すぐに松の木に移り、少なくても2羽以上が忙しく動いていた。松の木だけで終わるかと思ったら」、再び水流の所におりて来た。チャンスが又あると思えないから急いで慎重に写しまくった。何枚か残り本当に至福の時間をすごせた。