キビタキ


梅林のキビタキ

10月11日の記録











































































































 キビタキは全長約13.5cm、オオルリは全長約16.5cmで大きさははっきりしているように思える。しかし、秋の渡りではこれが悩ましくなる。都市公園などではキビタキ、オオルリが一緒に来ても広いのでちらばっていて容易に見分けがつく場合が多いが、我が梅林では非常に狭い範囲内に一緒なのでとても悩むことになる。♀タイプでも飛んで来てとまった時は大きさのちがいですぐわかるが、写して帰って見ると区別困難なものが出てくる。幼鳥というか若い個体が多いせいである。

 今回10月11日はキビタキ成鳥♂は滞在2日目のものである。♀タイプは5羽以上いてたと思われるが、♂の気配のあるものはいなかった。♀タイプは11月9日まで観察出来たが、途中で個体は入れ替わっていると思われるのに、はっきり若♂と思われるものは確認出来なかった。成鳥♀のオオルリ背羽に褐色味が強く、キビタキ♀はオリーブ色がかっていてすぐわかるが、若い個体と思われるものはこれに当てはまらないものもあった。でも悩ましいことも楽しいことのひとつである。