イソヒヨドリA




















































































 2008年5月27日、2日目にはいって少しゆとりが出て来て冷静に観察出来るようになった。この日もTさんMさんHさんと5人でヒナ中心に追った。♂♀の行動パターンも予想出来るようになり出現する場所もほぼ特定できるようになった。

 イソヒヨドリは通常は小昆虫とか木の実などを食べているが、ヒナに与える餌は10cmはあったと思われるトカゲとか毛虫は桜などにいる大き目のもの。早く1人立ちして危険を回避出来るように願う親心かもしれない。3羽のヒナに♂♀がせっせと運ぶので中には満腹で親がトカゲを持ってきても知らぬ顔をするほほえましい姿も見られた。

 イソヒヨドリの巣立ちを見るのはむつかしい。内陸部のものは構造物などの高い所に巣を作る為である。巣に出はいりすることで存在自体は推定出来る。巣立ちの時はある程度飛べるようになっており、数日で周囲巡回する。親ばなれは何日後かはよくわからない。