ハギマシコA


雪と木の上の姿多く見る



































































































































 2010年12月23日の時は共代逆光の方にいて不満が残っていた。もう一度の機会を願っていたようであった。しかし2011年1月にはいると寒さ厳しく葛城山に積雪がありノーマルタイヤでは無理なことがわかった。そんな時Sさんと同行させていただく機会に恵まれた。最初堺自然とふれあいの森にヤマシギ狙いで行ったが不発。やむなく次にといった時「葛城山」への話が出て共代は大喜びであった。

 2011年1月29日11時頃和泉葛城山に着いた。ハギマシコのおりてくる所は変わっていた。売店とトイレのある所であった。トイレは凍っていて使用禁止と書いてあった。トイレの前に広場があり雪が残っていた。餌付けはもちろんしていたが、不自然さが少ないよい状態であった。到着してすぐ出てくれた。広場には葉のない木があり、枝ぶりも申し分なく、そこにとまってから雪の上におりて来てくれた。

 何度も飛来するので、すぐ帰る人が多かった。でも我々にはこんなチャンスがあると思えず、徹底して観察することにした。前回は7羽だったハギマシコはなんと今回は23羽に増えていた。大阪府内のもう1ヵ所のハギマシコ飛来地は箕面鉢伏山でここはなんと50〜100羽以上ということでした。

 今回は23羽を近くでゆっくり見ることが出来た。ハギマシコは地味に思える色だがよく観察すると、深みがあり味わいのあるすばらしい色彩であることがわかった。今回はハギマシコの他にオオマシコ、カヤクグリ、カシラダカ、ホオジロなども同時に写すことが出来た。うれしいうれしい1日でした。