ハギマシコ


和泉葛城山@




















































































































 ハギマシコ(萩猿子)は全長16cmのスズメより少し大きい小鳥である。2001年より探鳥はじめたが、大阪府周辺への飛来はなかったように思う。ところがこの冬は最初和泉葛城山への飛来が伝えられた。くわしいSさんに聞いてもハギマシコは迷鳥にはいるようで、はいってもすぐ飛び去るとのことで見ることは半分あきらめていた。ところが餌付けに成功したようで我々が行っても大丈夫なことがわかって来た。

 2010年12月23日TさんHUさん4人で出かけた。以前オオマシコが来たという場所(私達はカヤクグリしか見れなかった)であった。9時頃着いたがすでに大勢の人達が来ていた。餌付場をはさんで両側に分かれてカメラをかまえていた。共代は手前の所に位置して、3人は順光の方に行った。聞けば、朝8時頃一度出たきりとのことだった。

 待つこと2時間11時すぎて、やっと一度目の飛来があった。♂♀よくわからないが合わせて7羽であった。すぐ上の電線にとまって様子をうかがってから、ヒラリとおりて来た。なかなか来なかったが降りるとかなりゆっくりいてくれた。もっとも採餌のため、止まることなくよく動いていた。待ちくたびれて、かなり写せたこともあってこの飛来で半分くらいの人は帰ってしまった。

 このあと三度の飛来があり、午後の時は木曜日、祝日とあってバイクの人が餌場を横切ったりした。皆んなワーと落胆の声をあげたが、これが幸いした。すぐ近くの松の木にあがり、樹上の姿を写させてくれた。