エゾセンニュウ




































































































 エゾセンニュウ(蝦夷仙入)全長約18cmでスズメより大きい鳥です。北の国で繁殖。日本では北海道で子育てをして南の国の越冬地に行くようです。ウグイス科の地味な鳥が通過途中で広島におりたようです。何故大さわぎになったのでしょうか。勿論餌付に成功したからですが、大勢の人達が見ることが出来て、神秘の衣をぬぎすてた形になりました。

 エゾセンニュウが何故さわがれたのでしょうか。原因ははっきりしている。見られない鳥であるからだ。繁殖地の北海道でも姿を見た人にお目にかからなかった。繁殖地の5月6月には朝から晩まで「チョッピンカケタカ」「テッペンカケタカ」と聞こえてくる声で(それもかなり大声)近い所で鳴きまくる。これが姿を見せない。北海道の地元の人でも、この鳥だけは、姿を見たことがないという神秘に満ちたストレスを与えてくれる鳥で有名である。出会いがしらもない鳥である。「シマセンニュウ」も見られない鳥の一つであるが「ワッカ原生花園」で出会いがしらに見ることが出来た。

 ウグイスに似た鳥を広島まで大勢の人達がつめかけたのにはそれなりに理由があった。2014年10月6日共代はいつものSさんに連れて行っていただいた。勿論見ることは出来た。その上餌付をやめたため、少し自然近いよい所を写せたようだ。見られない鳥は地味であるが、とても見事な鳥であった。整理は楽しかった。