アリスイ


平城京のアリスイはほとんど樹上の姿











































































































 アリスイ(蟻吸)は全長約17.5cmでスズメより大きい。ツバメとかサンコウチョウ♀タイプとほぼ同じ大きさである。我々の枚岡でも今期見られたが、毎年のように見られる定番といえば平城京ということになる。多い時は3羽いることもあるが、どうも今期は1羽のようである。1羽であると逃げられるとなかなか帰って来ない。

 平城京アリスイ観察は2011年1月18日が第1回。樹上でチラッと1回見られただけだった。ここのアリスイは地元の人にとっては野鳥としてはかなり平凡になっているようでほとんど来ていない。その上今年は1羽で出が悪いのでカメラの人は私達のようにまともに写せていない人達がたまにいる程度である。これが幸いしたようである。

 1月28日は18日より少し多く写せた。ピークは2月23日で梅のツボミが固いものとサザンカと一緒のものもゆっくり撮れた。あと3月2日と3月4日もかなり写せたが、2月23日の分が全体の半分を占める。5回の観察で地上は4分の1で正に理想的な配分(出来のよしあしは別)で整理している時、とても気分がよかった。