アオバズク


奈良県西大寺











































































































 奈良時代、都(平城京)には東西に大寺がつくられた。一つは有名な東大寺、西の大寺は西大寺である。共に東西に塔が作られた。東大寺には巨大な東西塔跡(礎石はない)が残っているが、西大寺には一ヵ所しか残っていないが、その塔跡の基壇側の松の木にアオバズクは毎年のようにやって来てくれている。歴史の文化と自然の文化が融合しているようでとてもうれしい気分である。

 2008年には8月10日に♂♀とヒナ3羽が観察出来た。この年はどういうわけか巣立ちが遅かったようである。2009年の7月中旬にHさんからお電話いただいた。ヒナ2羽出ているとのこと。都合で数日経って出かけた。9時頃到着。先着の方がいらしたが、写すのは駄目といわれたそうである。本堂の受付の方に聞くと、静かに写す分にはかまわないのではないか、といってくれた。

 本堂の方に迷惑かけてもいけないと思い早く写させていただくことにした。9時10分にはじめ9時50分頃に終了した。♂♀とヒナが3羽でした。お電話いただいた時よりヒナ1羽増えていた。昨年のリプレイのようである。其の後お寺さんにより撮影禁止になったようで来年度より写真記録が残せないのは残念である。