アオバト











































































































 アオバトは全長約33cmでドバトといわれる普通のハトとほぼ同じ大きさのようである。日本全体では留鳥の所もあるが近畿地方では冬鳥である。どんぐりを好む鳥で実の小さいものからクヌギのどんぐりのように大きなものまでなんでもよいようである。アオバトは人気の鳥である。比較的よく見られる鳥なのに人気の秘密は何なのだろう。羽根の色が緑であざやかで、♂は横の方に赤がある。京都御苑では普通のハトとキジバトが多くいる。それでもアオバトが飛来するとあざやかさですぐわかる。全国的に繁殖などがよくわかっていないというある意味神秘性をそなえた鳥ということです。

  私達が住んでいる枚岡で生駒西側、上の方より鳴き声を聞くことがある。それも初夏から盛夏にかけてたまに「アオーアオー」のさびしい声が耳に入る。おとなり枚岡梅林で大量の羽が散らばっていたこともある。 アオバトねらいで2008年11月26日6時3分枚岡発の近鉄で出かけた。7時40分ごろ、九条邸があった橋の所に着いた。カメラの方は一人であった。6時50分頃一度出たきりでですといわれた。まもなくTOさんが自転車で来られた。9時近くまで全く気配なし。半分あきらめかけた時、バーダーの女性の方が「きた!」の声。私(圭一)はすぐカメラかついで声の方にかけつけた。「あ!飛んだ」との声、念のため前を見ると何とアオバト♂♀2羽がとまっていた。この時より10時41分まで、♂2羽♀2羽が近くで居てくれました。おしまいの時は間近でどんぐりを食す所を写せてまことに幸せな時間をすごすことが出来ました。